旅行

約400万人の観光客が消えた温泉都市・別府

2020年1年間に別府市を訪れた観光客の数は、新型コロナの影響で2019年の約半数まで激減したことが分かった。26日の定例会見で別府市の長野市長が発表した。

新型コロナに揺れた2020年1年間に、別府市内の観光地などを訪れた観光客の延べ人数は約442万7000人だった。これは2019年と比べ46.9%減少している。

一方で大分県内を中心に、修学旅行先を近場の別府に変更する学校が増えたため、修学旅行客の数は2019年より4割ほど増えたという。

別府市は、「地域を限定したGOTOトラベルの早期再開を求めるなど、別府観光の復興に着実に取り組んでいきたい」と話している。